ついにすべてのエピソードを読み終えました。
二年前、ちょうどSwitchで発売されたしもう一度うみねこ履修しようかなと簡単な気持ちで咲をはじめて結構時間がかかってしまいました。プレイ時間にすると140時間ほどでした!EP1終わった時点でプレイ時間が24時間位経ってたのでこれはすごいかかりそうだぞとは思ってましたが・・・。
ひぐらしの漫画やアニメが流行っていたあとに、続編としてでてたうみねこをそのまま漫画読んでたり、アニメを見てたりはしたんですがEP3,4らへんで意味がわからない…となってしまって読むのとまってしまったんですよね。
アニメに関しては今思うとかなり駆け足でぐろい部分を強調して描かれている気がしたので場面転換や幻想描写とか結構唐突な感じしましたもんね。難しいはずだ…
そしてひぐらし業、卒のときにそういえば昔うみねこ読んでいたけど脱落したなあ~で再履修し、最近また読み直したという感じです。
しっかり内容にふれるとひぐらしよりもハマる部分が多くかなりどっぷり浸かってしまいました。(ひぐらしも大好きです!!!!)洋館ミステリー・一族のゴタゴタ・幻想の住民・魔法のあり方みたいな設定がすごくハマってしまいました。
絵を描くのも衣装やキャラデザがかわいくって楽しいです。一族の大人組を全然かいていないためいつか描きたい。とくに夏妃がかきたい!!!
本当に面白いから布教したいけど複雑だし長いしで…面白いからとりあえずEP1だけでも読んでと言いたいところだけどEP1だけでもめっちゃ長いですからね。
こういうときに漫画版で布教すれば良いんですけど、声優さんの演技やBGMが素晴らしいのもあるし…でもアニメだと端折りすぎててよく分からないことになっちゃってるし~もどかしい!そう考えるとひぐらしってアニメで見やすいしめちゃくちゃ布教しやすいですよね。
あーみんなにうみねこ勧めたい
ここからの感想は普通に物語のネタバレ含みます!※自分なりの解釈あり
魔法の根源、依り代について、ベアトのハラワタもしっかり書きます。
では好きな部分やストーリーについて語っていこうと思います!
キャラ個人についてはまた違う機会に語る予定…
ストーリーの流れが独特
最初の方は魔女はいるのか、人が起こした事件なのかを争う話でしたが、後半に行くにつれ、ベアトリーチェの心について話が向かっていき、誰が犯人なのか?魔女はいるのか?よりなぜベアトがこのようなことをしようと思ったのか。となっていきます。
赤文字や青の復唱要求とかめちゃくちゃ面白くて実際にどうやって魔女が犯行を行っているのかを考えるのは面白かったです。(推理下手なのでそんなに深く考えたり考察って感じではないのですが…)ストーリーの中で相手が信じていることを赤文字で否定するみたいなやり取りが本当に独特で読んでいて面白いんですよね!
六軒島が最後爆発してしまっている以上、なにがあったのかは本当に分からない。知ってる人が語らなかったので真実は世間に公表されないっていうのも面白いところです。
EPの設定が面白い
うみねこのなく頃にっていうストーリー自体がボトルメッセージ、十夜の偽書、ラムダゲームマスター(だれかの偽書?)、バトラ卿ゲームマスター(絵羽と会った後の十夜の偽書)となっているのですが、それぞれ目的?ストーリーで伝えたいことが違う気がしてすごい好きです。
ボトルメッセージはヤスがこれから起こすであろう事件を詳細に書いて謎に挑んでほしいという形。(懺悔というのもある)
偽書は二通りあって、真実に至ってる十夜のものはEP3は告発目的。後半のは特に縁寿に読ませるためのものなのかなって思いました。
ラムダがゲームマスターだったときの偽書は六軒島事件の時いた人や状況の設定を読み込んで書いたものはこういうのだよって感じがしました。ヤスの母に対しての復讐話なのでありえるけどもベアトのやりたかったことはこういうことではないっていう…それこそ愛のない話なんだなと感じました。(これはこれですごい面白い)(他の偽書も読んでみたい)(多分こういうところから黒戦人生まれてる)
真実に至っている人の偽書とそうでない人の偽書の違いとかも面白いポイントですね。
というか、ウィッチハンターや偽書作家の話みたいなあ。事件後の現実話がもっと知りたい。
あまりにも無粋だからできないかな。翼にウィッチハンターの話がありましたがもっと色々見てみたい…。
世界の階層が複雑すぎる
うみねこの世界の階層がかなり複雑なので深く考えるとかなり混乱します。
実際に事件があったと思っていた世界がゲーム盤で…それを作っているゲームマスターという存在も幻想で、本当はボトルメッセージや偽書なのかもしれないっておもうとどこを軸に考えたら良いのかわからなくなりますよね。
特に縁寿が出てくる現代の部分って本当にそうやって動いたのかゲームマスターが作ったお話なのか全然わからなくて。
島に行ったと思ったらいってなくて、幾子にあったと思ったら会ってなくて?飛び込んだと思ったら飛び込んでなくて??
現実の話は飛び込む前の部分でそこから色々考えたことを幻想で装飾したってこと?ですか?ここが本当に複雑でいまだ説明してっていわれてもできず、見たものをそのまま受け取っている形になります。ベルンは縁寿の中の真実を求めたい気持ちの擬人化ってこと・・・?
EP4を整理すると…
・現実:事故は起きてて縁寿が飛び込むくらいの話
・偽書作家:十夜が書いた(当主試験があったことや譲治、じぇしかの死因など含めて実際の事件を魔法幻想で表現)
・メタ世界:戦人と縁寿でベアトリーチェと戦う。縁寿を失いベアトを倒す決意、真実にいたりベアトへの想いが変わる
・縁寿パート:過去の話は本当だが、飛び降りた後の話は魔女幻想?
なので、偽書をベースに縁寿の心情や縁寿が求める真実に対しての魔女幻想が混ざっている?という感じ…?
魔女空間の戦人が真実に至った=十夜も至った?
EP3の偽書は絵羽告発目的で、その後絵羽と再会色々話をすり合わせていたら真実が見えたとかそういう感じですかね。EP4は場面転換が多すぎてなにがなんだかわからなくなります。
縁寿が黄金郷へいって真里亞とベアトの世界を壊す部分もわかる!わかるんですけど文章に表せないです。
これ!って断定できないとは想いますけど視点を変えると色々かんがえられておもしろいんですよね。まあ…この部分が魅力的な部分でありながら、複雑過ぎてストーリー意味わかんないになってしまうポイントでもありますよね。
私はうみねこのなく頃に本編が「ゲームマスター」がいる場所がストーリーの軸だと思っているのでそこを中心として読んでます。
ひぐらしでもそうだけど竜騎士07さんの作品って色々考えてしまって読むと難しくなってしまうというか、とりあえずはでてきた文章をそのまま飲み込んで楽しむのが良いような気がします。
毎度よくわからない部分があってもエピソードの最後の演出がよすぎて忘れてしまうんですけど(単純な脳みそ)
BGMがめちゃくちゃ良い
漫画版も大好きなんですけどゲームでやってよかったなと思う部分の一つです。(あとは声優さんの演技が最高すぎるところと絵がきれいで良いところも上げたい、原作絵ももちろん好き)
なんかBGMが全体的に洋館っぽさ?ゴシックっぽさ?ファンタジーっぽさというんでしょうか???それすごく好きです。
私が好きなのはDirとかfarですねー
特にBirth a New Witchはタイトルもすごく良いし、歌詞つきのものはベアトの心をめちゃくちゃ表現されてて良いなと思いました。ある意味真里亞でも合いそうなところもある。あの世界の魔女に似合う曲ですね。EP6のラストもめっちゃ良かったですしね。
最近はThe End Of The World ~世界の終わりに祝福の鐘は鳴る~も好きです。メロディはLastNoteの最後の曲と一緒ですよね!!
OP曲白金のエンピレオも大好きで、途中でBGMアレンジはいっててこういうの好き~~~~ってなりました。愛を知り魔女たちは奈落の底へ降りていく…ってところ映像も相まって大好きすぎる。CS版は後半怒涛のバトベア映像でそこが大好きだったりもします。
魔法・幻想描写の面白さ
一番語りたい部分ですね!
元も子もない言い方すると魔法は思い込みのちからで、小さい頃に誰しもやったことあるようなそういう力です。
一人で魔法を使うことは自由自在ですが他の人へ魔法を見せるには色々大変です。カップの中に飴玉がでてくる手品も、蝶が光ってカップの中に入っていったといえば魔法だし、周りの人もそう合わせてあげれば魔法になる。周りの人の優しさやコミュニケーションで成り立つ力でもあります。全体のテーマである「愛がなければ視えない」につながるのが良いなと思います。
マリアージュ・ソルシエールは設定を共有することですよね。
・真里亞とベアトで話し合ってキャラ設定を作る(マリアージュ・ソルシエールで召喚する)
・真里亞が設定を作る(原初の魔女の力)
・ベアトがキャラデザする(無限の魔女が存在を認める)
・ベアトと真里亞がキャラ設定を固める(マリアージュ・ソルシエールと契約する)
・ワルギリア/ロノウェに紹介する(設定の共有)
煉獄の七姉妹の外見、性格等の設定をしっかり魔導書(ノート)に書いておいて共有しておけば使役できるし、見える人には見える状況になるわけです。
真里亞が呼ぶと仲のいい姉妹&マリアのお友達って感じだけど、ベアトが呼ぶと物騒な部分がでてきたりと同じ設定でも想像する人が違うと結構違いますよね。(二次創作に近い感じがして面白い)
縁寿がマモンを召喚し続けてたのもキャラ設定的に考えやすかったのかな~なんて考えたりします。マモンが天草のことほめるシーンがありますが、それって・・・ってちょっと妄想しちゃいましたよ。
真里亞がコンビニでウサギの音楽隊やさくたろうを連れてごっこ遊びしている場面があります。コンビニの店長は付き合ってあげているからさくたろうたちは現実に顕現できているわけです。
でもある意味真里亞はすごい悲しい子にも視えてしまうわけで…一人遊びしてる寂しい子に見えるそういう部分も魔法の面白い部分だと思います。
ヤスも自分の忘れっぽい部分を魔女のせいにして色々と自分の中でストーリーを作り上げていき自分の世界を構築しています。ヤスの場合、自分の人格形成にも影響しててしゃのんかのんベアトとで色々分けているし、それを受け入れてくれる使用人もいる。実際の見た目がどうなのかとか気になるけど、他の人に別人としてみられていたのなら相当うまく切り替えていたんでしょうね。
真里亞とベアト(ヤス)は現実でつらい事があった時に助けてくれる白い魔法(明るくなれる妄想)と
黒い魔法(嫌な人に嫌な事が起こるように妄想する)が操れてそれを共有することによってお互いを支え合っていたと思うと結構切ないですね。
EP4で魔法について色々話があり理解してくると話の見方が変わってくるあの感覚はすごく覚えています。
自分の行動を装飾することはできるが、自分ができないことは魔法にできない。縁寿が他の学生をどうにかしたくて煉獄の七姉妹に頼むけど、縁寿自身が行動できないと七姉妹がやったことにはできないというのが魔法の本質ですよね。
だからEP4最後に煉獄の七姉妹が攻撃できたのは天草が狙撃していたのを魔法で装飾しているってことですよね。
おもしろい!!!
縁寿が反魂の魔女っていう話!過去にあった設定を上書きできる根拠を見つけることができるからってことですよね、きっと
さくたろうは楼座が作ったたった一つの人形っていうことが過去の出来事で知っていたりやマリアの日記には書かれていますが、現代で既製品のぬいぐるみっていうのがわかったから縁寿の中でさくたろうを復活させることができたんです。(でも本当に楼座が作ったかもしれないし真実はわからない)
真里亞やベアトはあの当時に生きていた魔女でこれ以上設定を付け足すことはできませんが、縁寿は生きているので新しい情報をいれることができるし設定を付け足すことができます。EP8でいってた過去の魔女は未来の魔女に勝てない!っていってたのはそういうことなのかなーって
真里亞とさくたろうの会話でもさくたろうが楼座のしごとの内容やどうして帰ってこないのかをしっかり真里亞に言い聞かすシーンがあるけど、さくたろうの話すこと=真里亞が思っていることなので真里亞はしっかり楼座の状況がわかっているんだなと感じることもありました。さくたろう=真里亞の良心的な
EP4の真里亞の日記を通じて魔法を学ぶの本当に面白いですよね。ネグレクト描写エグいですけど・・・
というかEP8 で真里亞への愛は本物だコラァみたいな感じで楼座暴れてたところは笑いました。あの親子に関しては真実はさておき…できないくらい荒んでたのでエモいシーンだけど色々誤魔化せないだろwと思いました。
少し話は変わって…なんの成り代わりなのかっていうのを考えたり、今の描写はなにを伝えようとしているのかなど進んでいるストーリーとはまた別に色々思い浮かべられるのも楽しい部分だと思います。
例えば…雛ベアトは「戦人への恋心」の擬人化だとは思いますが、描写的には「九羽鳥庵のベアト」を表現しているときもあると思います。
金蔵が娘として見れず今までいたベアトのように振る舞ってほしいのにしてもらえない苦悩を雛ベアトとバトラ卿で表現されていると思います。
幻想の住民は色々な擬人化なんですが場面場面で適切なもののモチーフになっていますよね。それを考えるのもすごい面白いと思いました。
シエスタ姉妹兵は「真里亞のウサギの音楽隊」だけど、EP3 では多分「銃?や銃の弾?」を依り代にしてそうですよね。
エヴァ・ベアトリーチェも最初は「絵羽の黒い気持ち」の擬人化だったのかもしれませんが、後半は「絵羽犯人説」や「なにがなんでも縁寿を守ってあげたい気持ち」の擬人化でしょうし、譲治に対する「母の愛」「執着」の擬人化のときもあったと思います。
スターシステムじゃないけど、いろんなキャラが場面場面で変わるのはおもしろいです!複雑だけどね・・・!
どのカップリングも良い
夫婦、恋人同士、片思い、コンビ全部良い・・・。男女はもちろんなんですけど女女、男男もいいですよね。
ほんとにうみねこって愛がテーマだなあと…しみじみ感じました
おもしろストーリーで同人ネタがあるのもなんだか笑ってしまいました。
私基本的に固定厨なので1組1組に思い入れができるタイプなんですけど、うみねこは結構そのペアが決まっていてありがたいです。(まあ同一人物…ってところもあるけど黄金郷にいったら関係ないですよね)
カップリングまでは行かないけどこの二人の会話もおもしろいかも~!っていうのは多々あって、結局このAはBとだよね!!みたいなのがしっかりしているからその用に楽しめるんだなってすごく感じます。
私が特にすきなのはバトベア、ラムベル、ウィルリオなんですけども本編中あまりにも描写が多すぎてこっちが参っちゃいますよね。
07th作品って「今回のストーリー、公式はこれで行くぜ!」っていうのが明確なのがほんとに安心材料すぎて・・・
ひぐらしはカケラによっていい感じになる組み合わせが変わるから固定っていうかストーリーに合わせて好きな組み合わせが変わります。うみねこはこのペアだぞ!!!っていうのがほんとに明確なので助かり過ぎます。根底はこのペアなので戦人総受とかいわれても笑って済ませられるし、途中でヱリカと結婚しても面白くみれるんですね。(カプ厨的視点)
天縁もすごい好きで、カプっていうより一緒に行動する二人って感じがなんかすごく良くて…。
少女(ってかんじでもないけど)と青年の主従というかお嬢と部下っていうのまじで好きなんです。
あとはロノワルっていうんですかね?これもカプって感じじゃなく一歩引いてベアバトを見守る二人って感じでいいですね。
さくまりもかわいいし~ドラヱリもいいし~~ベルンカステルとウィル、ドラノールとウィルも好きです
カプっていうよりこの二人の会話が興味あるとか好きだなってやつ割りと多いです。
これはどの作品でもあるかも。皆さんもありますよね?
やっぱり布教したい
アニメですかね?アニメを見てもらえればなんとなく掴めますかね????
なんかグロ描写を推してるかんじがして個人的にはそこじゃないんだ~~ってなるんですよ。
魔法やベアトの気持ちを理解した後にアニメ見るとみやす~いってなるので漫画→アニメが一番とっつきやすいですか????普通にゲーム布教したいところではありますけども…
いやでも真相が一番わかりやすい漫画がいい気もしますよね。。。真相しるのは野暮だとおもいつつも絶対知りたい部分ですから。
みんなどうやって07th作品を布教しているのでしょうか?私もそれをやりたいので教えてください!!!!!!!
まだまだ語りたいんですけども長いのでやめます。
また語りたくなったら語ります!EP4と7の話が多くなっちゃったし、キャラ個別にいっぱい話したい~~ヱリカのこととかいっぱい話したい…
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